自習練習

作:名無し

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(この物語は、伊織の視点で展開します) 

私は家に帰った後、すぐにシャワーを浴びた。そして夕食を取らずにそのまま自分のベッドに 
もぐりこんだ。執事の新堂には、レッスンで疲れたから今日はもう休むと言っておいた。 
・・・1秒でも早く眠りに落ちて、混乱したこの気持ちから逃げたかった。目が覚めれば少しは 
気持ちが整理されているはず・・・。 
しかし目を閉じると浮かび上がるのは、あの更衣室での事と、アイツの顔。 

(タダの予行演習のはずだったのに・・・私、どうしてあんなコトまで・・・) 

自分がした淫らな行いを思い出してしまい、心臓のドキドキが速くなってくる。 
・・・フェラチオ。男の人のアレを口に含んで、舌で気持ちよくさせる行為・・・。私にだって、 
それぐらいの知識はある。ほんの数秒だったけど、私がしたのはまさにソレだった。 

あの時、無我夢中だったけど、アイツが何度も私の名を呼んでくれた事が、なぜか嬉しかった・・・。 
アイツが気持ちいいって言ってくれた時、もっと気持ちよくしてあげたいと思った・・・。 

(だから私、あの時・・・ふぇ・・・ふぇら・・・ちお・・・しちゃったのかな・・・?) 

胸が締め付けられるような感覚。この気持ちは・・・。 

(あのまま、更衣室から逃げなかったら、私とアイツは・・・) 



私は、いつの間にか自分の右手の中指を舐め始めていた・・・。指先を舌の先っちょで何回か舐めたあと、 
指をゆっくりと口に含み、指全体を舌で丁寧に舐め回す。 

れろ・・・ぬる・・・ぬちゃ・・・ぬる、ぬる・・・。 

指に、舌の感触が伝わってきて、少しゾクゾクした気分になる。 

(アイツも、こんな風に感じたのかな・・・私も・・・だんだん・・・変な、気持ちに・・・) 

呼吸が荒くなってきた。私は右手の指を舐めたまま、もう一方の手でパジャマの上から 
自分の胸を揉んでみる。 

(やだ・・・これじゃ・・・まるで一人で・・・エッチしてる・・・みたいじゃない・・・!) 

その時、ふと学校の友人の言葉を思い出す・・・。 

「ひとりでエッチするときはね、相手の男の人を想像しながらすると気持ちいいわよ」 


相手の男の人・・・すぐにアイツを思い出した。胸を揉んでいるこの手がアイツの手だったら・・・。 
想像すると、急に体が熱くなってくる。私はパジャマの上からではもう我慢できず、ブラジャーの 
中に手を入れて直接胸を揉んだ。 

(ん・・・はぁ・・・プロデューサー・・・) 

いつしか指を舐めるのも忘れていた。気持ちが高ぶった私は、自分の乳首をギュっとつまむ。 

「んッ!」 

思わず声が漏れてしまった・・・! 私はこれ以上変な声を外に漏らさないように、枕に顔を 
うずめて声を押し殺す。そして何度も乳首を刺激する! 

「ぁ・・・んん!・・・んーーー!」 

私は口に含んでいた指を出す。舌先から指先まで唾液がツゥーーっと伸びる・・・。 
そしてそのままショーツの上からワレメをなぞる。 

「んん!」 

私の身体がピクン、と反応した。次はショーツの中に指を入れ、直接なぞった。 

「あんッ!」 

(こんな声なんか出して・・・私は・・・アイドルなのに・・・トップアイドルなのに・・・!) 

一度だけ・・・前に一度だけ、一人でエッチしてみた事がある。だがその時は怖くなって 
すぐにやめた。だから、ここから先は未知の領域・・・。 
でも今度は違う。アイツを・・・プロデューサーの事を想像しているから・・・。 
最後までしてみたい・・・! 


私は覚悟を決めて、自分のアソコの最も敏感な所を指で刺激した。 


「ひゃうッ!!」 

頭の中が一瞬真っ白になった。それと同時に、理性が徐々に麻痺してくる・・・! 

(プロデューサー・・・わたしっ・・・どうすればいいの・・・? もう・・・がまんできないよぉ・・・) 

こうなると、もう自分では止められない。私はさっきまで舐めていた中指でアソコを 
くちゅくちゅと掻き回し、もう片方の手で胸を激しく愛撫する! 

くちゅ・・・くちゅ・・・ぬちゅ・・・。 

誰がどう見たって、これは立派なオナニーだ。私のアソコは、愛液でいやらしい程に濡れている。 
こんな風になったのは、もちろん初めて・・・。 

ぬちゅ・・・ぬちゅ・・・ぐちゅっ・・・ぐちゅっ・・・! 

「はぁ、はぁ・・・ぷろでゅーさー! ぷろでゅーさー!!」 

もはや声を押し殺す事も忘れ、私はベッドの中で恥ずかしい声を上げていた。もし、こんな姿を 
誰かに見られたらどうなるだろう?・・・私のファンが、この水瀬伊織の淫らな行為を見てしまったら 
どう思うだろう? もし・・・もし・・・。 


もし・・・アイツがこんな私を見たら・・・! 



いやらしい気持ちと、切ない気持ちが混じった、変な感情がこみ上げてきて・・・。 
・・・いつの間にか、私は涙を流していた。もう私は、アイツの事以外、何も考えられなくなっていた。 

ぐちゅッ!ぐちゅッ!ぐちゅッ!ぐっちゅぐっちゅぐっちゅッッ!! 

「・・・・・・・・!!・・・・・・・・!!」 

私はアイツの名前を何度も・・・何度も呼んだ。もう我慢する事は無い、意地を張らなくてもいい、 
今だけ、今だけは素直な女の子になろう。自分の心の中にある、本当の気持ち・・・。 

(私は・・・アイツの事が・・・) 

絶頂を迎える寸前、アイツの顔を頭に焼付け、アイツの名前を叫んだ。 




・・・くちゅっ・・・!!! 


「−−−−−−−−−−−−−−−−−!!!!!」 


・・・私・・・イッちゃった・・・頭の中・・・真っ白・・・。 

「ぐすん・・・う・・・ひっく・・・ひっく・・・はぁぁ・・・」 

・・・しばらく時間が経って、私はベッドの中で泣いていた・・・でも、これは多分、うれし涙。 
だって、アイツの事を想って気持ち良くなれたんだもの。今は、この幸せな気分に 
浸っていたい・・・。 

やがて心地よい疲れの為か、私は睡魔に襲われた。そして、眠りに落ちる直前に 
こうつぶやいた。 

(私は・・・アイツの事が・・・) 

「・・・好き」 



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