アイコノクラズム

作:名無しz

―――コンサート開演、数時間前。 

 控え室に一人、萩原雪歩はいた。 
 ドア越しに廊下から、スタッフたちのせわしなく走る足音が聞こえる。ステージのセッ 
ティングは大詰めなのだろう。もうすぐ出来上がる飾り立てられた舞台、その上に立つの 
は、ほかの誰でもなく、彼女自身。 
 化粧用の姿見の前に腰掛け、鏡の向こうの自分と視線を合わせる。 
(ど、どうしよう・・・・・・) 
 気弱げな視線。 
 支度は全て終わっていた。今日の衣装はダンスイメージ。ミニスカートにお腹を露出した、 
内気な彼女にとっては大胆すぎる格好。こんな仕事に就かなければ、おそらく一生袖を通す 
ことがなかったであろうような、きわどい服が恥ずかしいという感情はある。 
 けれど、今の彼女を困らせているのは、そんな羞恥より大きな問題だった。 
 姿見の向こうの少女が、ミニスカートに手をかける。 
 裾を捲くる。たやすくその小さな覆いは、奥の下着を露なものにした。太ももとスカート 
のデルタゾーンに、純白の下着。 
 扇情的なその姿に、誰かに見られているわけでもないのに、雪歩の頬は赤く染まる。 

じっと、その様子を、事細かに眺めている人がいたならば――― 

 あるいは、その違和感に気が付いたのかもしれない。 
 少女の痴態の中にある、微かなソレに。 

 たくし上げられたスカート、もう一方の手が下着に伸びた。するり、上等な生地がすべり 
落ちた後に、 

 くくっ、と屹立しているモノが残った。 
 あどけない、少女の秘部に寄生しているようにある、本来あるべきではないもの。 
 ソレ、はグロテスクに自らの存在感を主張していた。充血し、血管がボコボコと張り出し 
ている。肉色のカサは凶暴にエラを広げて、まるで洋物ポルノの男優のような大きさだった。 


(こ、こんなに大きくなっちゃってる・・・・・・) 
 コレが異常な存在であることを、雪歩自身は早くから知っていた。だから、ひた隠しにし 
ている。友人にも、ほかのアイドルにも。知るのは家族と、数名の医師くらいだった。 
 恐る恐る、雪歩は自身のモノに手を伸ばす。 
ぴくん。 
「くぅん!」 
 軽く指先を触れさせただけで、快感が電光のように体を突き抜け、甘い吐息が思わず口か 
ら零れる。並外れた大きさに、未経験な少年のような敏感さ。蕩け、流されてしまいそうな 
快楽の波を堪えて、両手をペニスに添える。 

しゅに、しゅに。 
「はぅ・・・・・・ん・・・・・・」 
 前後動に呼応して、耐えた唇の隙間から声が漏れた。 

―――今までも、仕事前にこんな風に発作的に淫気に襲われたことはあった。 
 それが具有ゆえのものなのかは分からなかった。一人でいるときは問題ない。『処理』の 
仕方は、誰に教わるでもなく、知っていたから。けれど、そうでないときは困ったことにな 
る。立ちっぱなしのせいで、亀頭と下着が擦れて、一歩歩くたびに快感が脊椎を走るのを、 
悟られまいと何とか耐えたり、それでもどうしようもないときは、トイレに駆け込んで、唇 
をかみ締め、声を殺しながら『処理』したり・・・・・・ 
 とにかく、いままで、だれにも知られずに何とかやってこれたのだ。 

 そして、今回も。 
(出し・・・・・・ちゃえば収まるから) 
 前かがみになり、頬を赤く染め、自分のものをゆっくりと擦る雪歩。手のひら越しの感触 
は熱く、時折にびくびくと蠕動している。 

―――このままステージに上がったらどうなっちゃうだろうか? 


(こんな、短いスカートじゃ、踊ってるときに前の列のお客さんが中を見ちゃうかも・・・・・・ 
それで、気がつかれちゃう・・・・・・私が、変態さんだって・・・・・・) 
 恐怖、しかし、それにまして背徳の快楽。妄想とともに、雪歩の手の動きは早くなってい 
った。先走りのトロリとした液体が先端からこぼれて、手のひらにまとわりついた。 
(カメラの人にも気づかれて、撮られちゃうんだ。スカートの中の膨らんでるところ・・・・・・ 
それで、シャッター切られて、幻滅、されちゃうよね?私がこんな子だって知られたら。怒 
るのかな・・・・・・怒るよね、きっと。みんなに嘘つきって罵られて、そんなんじゃ収まらない 
ファンの人たちは詰め掛けてきちゃって、それで・・・・・・いやらしい事されちゃう・・・・・・かも。 
囲まれて、大きな男の人たちが、みんなで・・・・・・こんな風に、擦って・・・・・・) 
「はぁ・・・・・・ハァ・・・・・・」 
 鏡に映る少女の表情が蕩ける。嗜楽に目を細め、半空きの口から、たらりと唾液が顎まで 
伝った。 
(数えられないくらいのファンのみんなが、ズボン脱いで私を囲んで・・・・・・シャワーみたいに、 
えっちな液体を・・・・・・ちんちん擦ってる私に・・・・・・みんなでかけちゃうんだ・・・・・・。熱くって、 
臭くって、とろとろのが私の体中に・・・・・・真っ白になるくらいまで、ファンのみんなので埋め 
尽くされちゃいながら、私も・・・・・・) 
「・・・・・・私もっ!」 
 妄想のピークとオーガズムが重なる。ずんと下腹部に走る射精衝動。 

「・・・・・・んきゅっ!!」 

 ひときわ大きく、その声を控え室に響かせて、雪歩の体が絶頂に震える。 
 鈴口からビクビクと白濁が飛び出し、粘つく塊が、先端から飛び出し、控え室の床を汚した。 
 びくんびくん、吐精のたびに華奢な体を派手に飛び跳ねさせる。 

「はぁ・・・はぁ・・・・・・」 
 両手を添えたまま、雪歩は肩を大きく震わせながら、荒い息。 
(いっちゃった・・・・・・エッチなこと考えながら・・・・・・ううっ、私ってやっぱりおかしいのかも) 


 射精しても剛直はまだ収まりそうもない。慣れてしまったのか、それとも染まってきているの 
か、はじめは一度出せば収まったソレだが、最近では何度か出さない限り収まらないようになっ 
ていた。 
 加えて、感情的なものも・・・・・・雪歩自身、こんなものじゃ満足できないのだ。本番前の切羽詰 
った時間だというのに、いや、だからこそ、その背徳が触媒となる。取り返しのつかないことに 
なってしまうかもしれない危機感すら、今の雪歩にとっては媚薬以外の何者でもない。 
 自分の出したスペルマまみれのペニスに再び手を伸ばし、二度目の自慰に雪歩が耽ろうとした 
ときだった・・・・・・ 

「・・・・・・ふふっ、なーにやってるのかなぁ」 

 背後から、声。 
 そして、背中に押しかかってくる体温。 

 確かに、さっきまでは誰も居なかったはず。思考を混乱させたまま、雪歩は目前の控え室の 
鏡に視線を向けた。 
 驚きのあまりに目をまん丸にした自分の姿。そして、その背後に映る。 
(!!春香ちゃん!?) 
 自分の顔のすぐ横に、天海春香の笑顔・・・・・・いつもと変わらない笑顔があった。 
「んもう、雪歩ってば、夢中でぜんぜん気がつかないんだものー」 
 最中、確かに雪歩の周りから『外部』は消えていた。妄想の世界に浸っていたときに、控え 
室の中に入ってこられたとしたら・・・・・・ 
(見られ、ちゃった・・・・・・全部) 
 さぁ、っと血の気が引く。隠していたこと、今まで知られないためにしてきた努力の全てが 
瓦解したのだ。絶望感が彼女を包む。しかし、それと同時にあられもない姿を見られたことに 
対する、激しい羞恥心が、雪歩の胸をかき乱す。 
「リハが近いから呼びに来たのに」 
「わ、わたしっ!!」 
 言葉に詰まった。 
 沈黙が流れる。 
 言うべき台詞が浮かんでは、泡沫のように次の瞬間には消えてしまう。 
 そんな風にすんでで言葉にどこかにいかれて、取り残された雪歩の口は、ぱくぱくと意味も 
無く開いたり閉じたりを繰り返すだけだった。 


 だから、先に話し出したのは春香のほうだった。 
「秘密にしてたんだよね、いままで、ずっと」 
「・・・・・・うん」辛うじて、ひねり出すようにして、ようやくその二文字だけが出てきた。 
「辛かった、よね」 
「春香ちゃん・・・・・・」 
 鏡の向こうの春香が目を細めた。柔和な表情。 
「大丈夫。私は、雪歩のこと気持ち悪いとか思わないよ」 
「・・・・・・」 
「だって、友達、じゃない?」 
 きゅうっと、背後から抱きすくめられて、耳元で囁かれる台詞。混乱した雪歩の思考がほど 
けていく。 
(そうだ、春香ちゃんなら分かってくれる。優しいし、強いし、私にないものを一杯持ってい 
る子だから・・・・・・信じて、いいよね。こんな私でも、今までどおり接してくれる・・・・・・) 
 つつ、と雪歩の頬に涙が伝った。それは、かたくなな彼女の心が融解した証なのか。 

―――あるいは、それを人は篭絡というのかもしれない。 

「・・・・・・ねぇ、手伝ってあげようか?」 
「え?」言うなり、春香が勃ちっぱなしのそれに手を伸ばしてきた。 
「だ、だめだよ、春香ちゃん」 
「どうして?」 
「どうしてって・・・・・・汚いから」 
「そんなことないよ。それに・・・・・・」 
 春香の中指がつぅっと、とわたりをなぞるように撫でた。閃光のように走る快楽。それは自慰 
では得ることのないものだった。 
「うぁっ!!」 
「ここは、そうは言っていないみたいね」 
 しなやかにその指先は輪を作り、さおの部分を包み込んだ。先走りと先ほど出した白濁でびち 
ゃびちゃのそこを軽いタッチで握られる。 


 必死でもがけば、振り払えるはず。 
 けれど、雪歩の四肢はだらんとし、春香のなすがままだった。 
「はぅ・・・・・・だ、だめ、なの・・・・・」 
 意味のない言葉。とろけた脳は、それとは裏腹に快楽だけを求める。 
(春香ちゃんの指で・・・・・・私のちんちん擦られてる・・・・・・) 
 にじ、にじ。ゆっくりと春香の手のひらが動くたびに、肉の間で粘液の擦れる水っぽい音が響 
いた。それに呼応して、雪歩の口から断続的に漏れるあえぎ声。控え室の中にあるのはその二つ 
の音だけ。 
 亀頭の周りを通り過ぎるときに、きゅうっと手のひらがきつくなる。 
―――刹那、 
「・・・・・・んあっ!」 
 がくん、椅子の上で雪歩が背中を仰け反らせる。 
(でちゃ、でちゃうっ!!このままじゃっ!!) 
 絶頂が近いのを、雪歩の切羽詰った表情で見抜いたのか、春香の手の動きは激しさを増していく。 
ぎゅ、ぎゅ、と竿の全体を擦り上げるようにして、指先が踊る。呼吸すらままならない快楽の中、 
雪歩の意識がスパークした。 

「!!!」 
 言葉にならない絶叫。 
 雪歩は椅子の上で大きく背をしならせ、二度目とは思えない量の白濁を鈴口から迸らせた。 
 勢い良く飛んだそれは、目前の姿見にびちゃびちゃとぶつかり、鏡の向こうの少女の顔を、真っ 
白に染めた。 
 びくん、びくん。蠕動を繰り返すペニスは、その度に残滓を床に零す。 
「はぁー、はぁー・・・・・・」 
 絶頂後の雪歩は荒い息。まるで全力疾走した後のようだった。体中を包む、疲労感と、虚脱感。 
「うわ、すごーい」どこか、間の抜けた春香の声が耳元から聞こえる。 
「量も、勢いも・・・・・・相当、気持ちよかったんだねぇ」 
 激しい二度目の射精の余韻を引きづったままの雪歩は、春香のその言葉に答えられない。 
(凄かった・・・・・・人にやってもらうのって、こんなに違うんだ・・・・・・) 
 肩で息を繰り返す雪歩をよそに、春香が背後から前面に回った。椅子に座った雪歩の前にしゃ 
がみこむ。そう、ちょうど目前にペニスのある位置だ。 
「・・・・・・やっぱり本物、うーん、なんだか不思議」 
 そんな風に、まじまじと眺めている。 


「ちょ、はるかちゃ、はずかしい・・・・・・つっ!!」 
 言葉は最後まで続かなかった。雪歩にとっては思ってもみなかったこと、春香が躊躇いなく射精 
後の力を失ったそれを、口に運んだのだ。 
 唇が亀頭を巻き込み、竿にザラリとした舌の感触。 
「は、はるかちゃんっ!ひぅっ!!」 
 あらかじめたっぷり分泌されていた唾液と頬の内側が絡みつく。水っぽく温かい、今まで味わっ 
たことのない感触。 
 吸い付いたその口の中、舌先が先端をこじ開けるように進入してくる。 
「・・・・・・イったばかりで、敏感すぎてっ・・・・・・ホントにだめなの!!」 
ちゅ、ず、ずぞ・・・・・・ 
 頬を窄めた春香の口は、水気をすすり上げるような音をさせ、尿道に残った白濁の残滓を吸い 
上げてくる。意図にない快楽は、ただでさえ敏感な雪歩のそれには激しすぎて、痛みと紙一重の 
オルガの波が、か細い体を翻弄していた。 
(だ、だめ、このままじゃ・・・・・・) 
 定期的にスパークし、思考ままならない頭の中、かすかに雪歩は下腹部にずくんと異質な衝動 
を感じる。射精とは違う、重いコレが今にも蕩けてしまいそうになるのを、何とか必死に止めよ 
うとするのだが、知ってか知らずか、春香が前後動を緩めない。 
「は、春香ちゃん、だめ・・・・・・でちゃう、でちゃうからぁ」 
 涙さえ浮かべて、必死に堪える雪歩。 
「ちゅー・・・・・・ぷはっ、うーん、耐えてる雪歩の表情って、かーわいー。よーし、もっと気持ち 
よくしてあげるからね」 
「そ、そんなこと頼んで・・・・・・ひゃっ!!」 
 春香の指がペニスより下、秘貝の部分に伸ばされた。 
(え、うそ!?両方なんて!!) 
 つぷ。十分すぎるほど濡れていた女の子の部分に、中指が沈み込んでいく。 
「だ、だめぇ・・・・・・そんなぁ・・・・・・気持ち、良すぎ、くるっちゃうよぅ・・・・・・」 
 力なくこぼれる雪歩のそんな台詞は大げさな表現ではない。 
 二種類。異質の快楽が駆け巡る――― 
 具有だけが感じることの出来る男性として、女性としての快楽の二重奏は、ただ単に二倍とい 
うだけではない。二倍ならぬ二乗、あるいはそれ以上のエクスタシー。それに、春香の技術が拍 
車をかける。スイートポイントをあやまたず突く舌技と指技。射精後で力を幾分か失ってるとは 
いえ、それでも人並みはずれた大きさの雪歩のものを口いっぱいにして咥え、絶えず舌先は蠢き、 
先端をねぶる。たっぷりの唾液が前後動のたびに口元からこぼれ、顎を伝って胸元に落ちていた。 
 そして、クの字に曲げられた中指は、未開発な入り口を押し広げる。包皮に包まれた一番女性 
として敏感な部分に手のひらが押し当てられ、進入と同時に擦られる。 


(・・・・・・も、だめ、イッちゃう!!) 
 快楽の奔流に、雪歩が思考を手放しかけたとき、すんでで止めていた下半身の塊が、解けた。 
「ひうっ」 
 大きく息を吸い込むと同時に、 
したたたたた・・・・・・ 
 膀胱を、尿道を通って、精液よりも遥かに粘度の薄い液体が排出される。 
「・・・・・・っ!!」 
 咥えたままの春香が、口内に溢れてくる液体に一瞬だけ眉を寄せた。けれど、そのまま、口を 
離すことはない。 
(うそ、春香ちゃんが私の、飲んでる・・・・・・) 

 それは、射精よりも緩やか、けれど長続きする快楽だった。 
 たっぷりと、一滴残らず放出した雪歩は、ぐったりと椅子に背を預けていた。 
 その全てを口に含んだ春香が、脱力して半ば呆けたままの雪歩に顔を寄せる。 
(春香ちゃん・・・・・・っ!!!) 
 そして、そのまま唇を奪われた。抵抗する力もなく、閉じた唇をこじ開けられると、 
(え、これ!?) 
 そのまま、口移しで液体が流し込まれてきた。生暖かく、すこししょっぱいそれは、先ほど雪 
歩自身が出したものに違いない。 
 けれど、嫌悪感はなかった。 
 それが、春香からの口移しゆえなのかはわからない・・・・・・ 
―――んっく、こく、こく 
 喉を通り、嚥下していく行為。通り抜けていく液体が、アムリタか何かのように少女は思って 
しまう。 
(自分の、飲んで・・・・・・なんて、やっぱり私、変態さん、なんだ) 

でも――― 

 眼前で微笑む、春香の顔を見て思う。 

それでも、いいかなと。 


 深夜と呼んでも差し支えない時間だが、765プロの明かりはまだ消えていなかった。 
「ふぅー」大きく息をつくプロデューサ。机の上の書き物から顔を上げて伸びを一つ。 
「終わった終わったぁ」 
「おつかれさまです、プロデューサーさんっ」その横には、私服の天海春香の姿。 
「ごめんな、春香。ステージ終わった後だっていうのに、こんな時間までつき合わせちゃって」 
「気にしないでください、自分で言い出したことなんですから。それに、まぁ、結局、お茶入 
れるくらいしか手伝えませんでしたし」 
「いや、いろいろ助かったよ。あ、帰り大丈夫か?タクシーで、って言いたいところだけど・・・・・・」 
 プロデューサーが口ごもる。 
「・・・・・・分かってますよ、プロデューサーさん。まだ終電動いてる時間だから大丈夫です。駅ま 
ではお父さんに迎えにきてもらいますし」 
「本当すまないなぁ。貧乏プロダクションで。大手ならタレントのタクシー代くらいポンと払うの 
に・・・・・・ああ、親御さんへの連絡はこっちで入れておくよ」 
 頭をかきながら、プロデューサーは思う。この手のことで春香は一番気が利くし、周りとの関係で 
気を回すのもうまい。 
(いい子だよなぁ、ホント・・・・・・) 
「しかし、今日のステージもまた大変だったなぁ。春香と雪歩はリハ出てこないし」 
「うぅ、ごめんなさい・・・・・・」 
「ああ、気にしないでいいよ。雪歩、体調悪かったから、それで春香も付き添ってたんだろ?本番も 
いまいち腰回りの動きノってなかったけど、春香がうまくフォローしてたよな。関心関心」 
「ありがとうございます、プロデューサーさん!」ぺこん、と春香が元気よくお辞儀した。 
「・・・・・・?そういや春香、なんか、良いことでもあったの?今日は一日ご機嫌みたいだけど」 
 長く横から見ていた存在だから分かる、節々、浮かれているのかテンションの高い様子が。まぁ、 
機嫌はいいに越したことはないのだが。 
「分かります?」 
「なんとなくね」 
「実は、ですね・・・・・・いい、玩具が手に入ったんですよ」 
「オモチャ?へ?」 
「あー、プロデューサーさんひどーい、鼻で笑いましたねー」 
「いや、でも、オモチャって」 
「子供っぽいとか思ってるんだ。あーあー、馬鹿にされるんなら言わなきゃよかった」 
ぷい、と横を向いて拗ねる春香。 
「はは、ごめんごめん。でも、春香がそんなに浮かれるくらいのモノなんだから、結構凄いんだろうなぁ」 

「ええ」 
 春香は微笑む。 

「きっと、飽きるまでは、たっぷり遊べると思いますよ……」 



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