脚!脚!脚!

作:名無し

 どうもこんにちは。音無小鳥と申します。 
 惚気話で恐縮ですが、最近少し男の人について分からなくなることがあるんです。 

 彼氏いない歴がもう××年になろうとしている私でしたが、念願叶って私も彼氏というものを手に 
入れることができました。 
 その彼氏とは、私の会社、765プロという芸能プロダクションの同僚です。 
 元々会社での付き合いも長かったし、お互いうまが合っていたので、二人で飲みに行ったりもして 
いました。 
 だけど彼は、アイドルをプロデュースするプロデューサーです。私なんかより若くて可愛い子とい 
つも一緒にいるのです。 
 それなのに、彼は私を選んでくれました。とても嬉しい反面、いいのかな、という気がしていました。 
 けれども、彼は私を精一杯愛してくれました。心も、体も。 
 最初は不安だったけど、元々仲がよかったこともあり、とても上手く付き合えているんじゃないかな、 
と思います。 

 と、ここで話は最初に戻りますが、近頃少し不思議なことがあるんです。 
 えっと……その、男女がベッドの上ですること……要するにえっちのとき、プロデューサーさんがな 
んだか変なんです。 
 いえ、もちろん、血を見るのが好きだーっ! とか、首を絞めながらじゃないと射精できないぜッ! 
とか、小鳥さんの排泄物が食べたいんです――! とかそういう系統ではありません。……ごほん、す 
いません少し例えが極端でした。 
 彼はとても優しいです。普段の生活でも、ベッドの上でも、私が嫌がることは決してしません。 
 ただ……なんというか、フェティシズム? なんでしょうか。彼は、私の“脚”に異常にこだわるん 
です。 
 前々から、「私の脚線美に見とれてるのかしら? ふふん」という視線を彼から感じることは、自意識 
過剰だったかもしれませんが、ありました。そしてそれは、付き合い初めてからだんだん表に出てきました。 
 えっちのときなんかも、「小鳥さんの脚、すごく綺麗です」と言って、なで回したり舌を這わせたり……。 
それ自体は決して嫌ではないですし、「脚フェチ」という言葉があるくらいですから、そんなものなのか 
なぁ、と思っていたのですが……。 

 ある日、彼はこんなことを言い出してきたんです。 
「……その、小鳥さんの脚で、俺のナニを擦ってくれませんか」 
 脚で? 擦る? 
 最初、私は何を言っているのか分かりませんでした。 
 手で男の人のアレ、……ペニスを擦る、「手コキ」という行為なら、雑誌とかで知ってはいるのですが 
……私の脳内辞書に「脚コキ」という言葉はそれまで存在しませんでした。 
 ……普通、そういうのより先に、フェラチオとかを望むものじゃないのかしら? 
 そう思いましたけど、彼が喜ぶのなら、と私は言われたとおりに、ペニスを脚で挟み込みました。 
 まぁ、たまにはそういうプレイもいいかなぁ……と、腑に落ちないながらも、しばらく彼の言うとおりに 
脚を動かしていると…… 
「……うっ!」 
 と。一分もしないうちに、彼のペニスは白い液体をはき出していました。 
「………………」 
 私は思い返しました。えっと……普通に私の膣に挿入したとき、彼はどれくらい保ってたかしら? 
 ……挿入されているときは、私も彼を求めるのに無我夢中だから、正確な時間までは覚えていなかったの 
ですが……少なくとも、一分以内ということは絶対にないはずでした。 
 しかも、射精の量が挿入時よりも多いのは、気のせいでしょうか。勢いもすごくて、私の顔まで飛んでき 
ていますし。 

 その後も……プロデューサーさんは脚コキを私に頼みました。ずっと頼んでいると変態だと思われる、と 
思っているのか、さすがに毎回のえっちのときに、というわけではありませんでしたけど。 
 重ねて言いますが、私は別に嫌なわけではないのです。プロデューサーさんが喜んでくれるのなら私も嬉 
しいし、それに脚コキのあと、ちゃんと私も満足させてくれています。 
 だけど、どうもよく分からないのです。なんで彼は私の脚にこだわるのでしょう。 

 そんなわけで、ある日聞いてみました。もちろん、昼間には聞きづらいので、えっちのあとのピロートー 
クのときに、です。 
「どうしてプロデューサーさんは私の脚で興奮するんですか?」 
「うーん。そう正面切って聞かれると困りますね。ただ、俺は小鳥さんと付き合う前からずーっと、小鳥さん 
の脚で色んな妄想をしてました。スカートとソックスの間にちょっとだけ覗く太ももとか、たまりません。 
…………って言ったら、軽蔑されます?」 
「ふふ、軽蔑はしませんよ」 
 ……私もプロデューサーさんをたまにオカズにしてましたし。 
「いや、もちろん小鳥さんの魅力はそこだけじゃないです。全身総てが見目麗しくて……」 
 彼は私の魅力のなんたるかを朗々と語ってくれました。そしてそれはただ取り繕っているわけではなく、本当 
に彼がそう思っているということも分かります。“脚”が特別なだけらしく、彼は私の全身をくまなく愛してく 
れていますから。 
「……うーん。やっぱり俺、変ですかね?」 
 少しはにかみながらプロデューサーさんは言いました。 
「変だとは思いませんけど、男の人って不思議だなぁとは思います」 
 私は正直に答えます。 
「別に嫌じゃないですし。それに、感じてるプロデューサーさんの顔は可愛いです」 
 そう言って笑うと、小鳥さんだって弱いところを責められてるときの顔はもうそりゃ殺人的なくらい可愛いで 
すよとか彼が言ってきたので、照れ隠しにしばらくお互いの体をくすぐり合っていたら興奮してきちゃってその 
ままもう一ラウンド……なんてことがあったのですが、今思い出すと恥ずかしいので割愛します。 

 しかしそんな私の一言を聞いたせいか、彼の脚フェチはだんだんとエスカレートしていきました。 
「ソックスを履いたままでお願いします」 
 とか、 
「太ももの間に俺のナニを挟んでもらってもいいですか」 
 とか、 
「小鳥さんは立ったままで、そう、俺のを踏みつけるみたいにしてください」 
 とかとか。 
 嫌ではないです。嫌ではないのですが……うーんなんかすごいわ。 


 そして、ある日、こんなことを言われました。 
「えっと……罵りながらしてもらってもいいですか」 
「……はい?」 
「“変態!”とか、そんな感じのことを言いながらコいてください」 
「はぁ……」 
 プロデューサーさんが寝そべって、ペニスを勃てています。私は彼の前に立ち、見下ろしながら脚で片足でペ 
ニスを踏みつけます。 
 ふみふみ。 
 プロデューサーさんは恍惚とした表情をしながら、私に早く言ってくれと懇願の視線をよこします。 
 本当はプロデューサーさんを罵りたくなんかないけど、これで喜んでくれるというのなら、仕方ありません。 
「えー、こほん。では……こ、この変態」 
「……うっ」 
 びゅくびゅく。 
 私が“変態”と口走った瞬間、プロデューサーさんは射精していました。 
「…………」 
 そして、私はやっと気づきました。 
 この人変態だ――ッ! 

 だけど、同時に、もう一つ気づいたことがありました。 
 ……その行為を、どこか楽しんでいる自分がいたことです。 

 こういうのは、SMの範疇なんでしょうか。 
 でも、彼はムチとか蝋燭とか、いわゆる一般人がSMと聞いて想像するような器具には興味を示しませんでした。 
 あくまで、「私に罵られながら、脚でペニスを擦られる」ことに興奮するらしいのです。 
 脚フェチの範疇なんでしょうか。 

 セックスは基本的に、男が女を責め立てるものです。私も、普通の挿入時にはプロデューサーさんにさんざん 
よがらされているのですが…… 
 脚コキのときだけは、立場がまるっきり逆転します。 
 プロデューサーさんは寝そべり、私は立ってペニスをしごくいつもの体勢。 
「ふふ……プロデューサーさん、もう大きくしちゃったんですか。私、まだ何もしてないのに……私の脚を見た 
だけで?」 
「は、はい……」 
「ほんとうに、変態ですね。笑っちゃいます」 
「う、ううっ……」 
「あ、まだイっちゃ駄目ですよ。脚でするときだけは、本当に早漏なんですから……。はい、鎮まるまでお預け 
です」 
 と言って、私が脚をペニスから離すと、 
「あぅ……」 
 彼は餌を取り上げられた犬みたいに、物欲しそうな目で私を見てきます。 
 その顔がいじらしいのなんのって。 
「そんなに欲しいんですか? ……仕方ないですね、そういうときはちゃんとお願いしなくちゃだめですよ」 
「お、お願い?」 
「えぇ。“俺は小鳥さんの脚でチ○ポを勃起させちゃういやらしい男です、だからもっとその蒸れた脚でいやらし 
くしごいてください”って」 
「あ、ぅ……そんなこと……」 
「言えないんですか? じゃあずっと射精できませんよ?」 
「うう……お、“俺は小鳥さんの脚でチ○ポを勃起させちゃういやらしい男です、だからもっとその蒸れた脚でい 
やらしくしごいてください”!」 
「……ふふ、はい、よくできました。じゃあ、ご褒美に……」 
 私は片方の脚からニーソックスを脱ぎ、それを丁寧に彼のペニスに巻き付けていきます。 
「ぁ、あぁ……!」 
 最近気づいたのですが、どうも彼はニーソックスにも興奮する傾向にあるようでした。なのでこうしてあげると、 
射精の量が1.5倍(当社比)くらいになったりします。 
「どうですか? 私がさっきまで履いてたあったかーいニーソックスですよ。私の柔らかい太ももで、挟まれて 
るみたいでしょう?」 
「ぅ、あぅ……!」 
 プロデューサーさんの顔が非常に辛そうです。言葉だけでイきそうになっているのでしょう。 
「ふふ、いいですよ。その早漏チ○ポから、好きなだけザーメン出しちゃってください。私のニーソックスに中 
出ししちゃってください!」 
 そう言いながら、私は彼のペニスを思い切り踏みつけました。 
「あ、あああっ……!!」 
 彼の体が弓なりに反れ、ペニスが激しく上下に震えながら、射精を始めます。 
 あんなに丁寧に何重にも巻いたというのに、もう精液が布を通って外にまで垂れてきました。 
「ほんとうに、すごい量ですね……もう」 
 私はペニスからニーソックスを外すと、付着している精液を指ですくい、ちろりと舐めてみました。 
 とても濃い味がしました。 



 ……以上が、私の彼氏の分からない点です。 
 正直に言うと、本当はちょっとだけ嫌だったのかもしれません。やっぱり私の膣の感触が、脚に負けるという 
のは悔しいですから。 
 でも、最近はちょっとだけ“脚コキ”が楽しくなってきています。 
 プロデューサーさんが喜んでくれるから……という点もあるのですが、それ以上に、彼のいじらしい顔を見る 
のが楽しみなのです。 
 ……私、本当はSっ気でもあるのでしょうか。 
 というかプロデューサーさんはMなんでしょうか? 
 分かりません。分かりませんけど、……分かってしまったら、どこかの一線を越えてしまうような気がします。 
  
 まぁ、だけど。 
 しばらくは、このままでもいいかなぁ、なんて。 
 プロデューサーさんのこと、好きですから。 




上へ

動画 アダルト動画 ライブチャット